21日、
川崎競馬場で行われた第24回クラウンC(3歳・重賞・ダ1600m・1着賞金1500万円)は、中団でレースを進めた
張田昂騎手騎乗の2番人気
ジョエル(牡3、船橋・
張田京厩舎)が、直線で外から各馬を差し切り、2着の1番人気
ギガキング(牡3、船橋・
稲益貴弘厩舎)に1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分41秒6(稍重)。
【張田昴騎手】
スタートは良い馬なので、あとは馬のリズムを崩さないように心がけました。
ギガキングよりも先に動こうと思っていたんですが、先に動かれてしまって。それでも、馬が頑張ってくれました。4角で前が並んでいたので、内を通れていい感じだなと思っていました。直線は末脚も良かったです。
(父の
張田京調教師の重賞初勝利について)僕がプレゼントした、なんてことはないです。ずっと乗せていただいてありがたいです。距離が延びるともっといい馬ですので、一緒に頑張っていきたいと思います。
【
張田京調教師】
最後まで気を抜けなかったです。スタートが良くて、逆に競馬を教えてくれるような感じの馬で、状態さえ良ければみっともないレースはしないと思っていました。末脚が良くて、そこは(見ていて)力が入りましたね。
(自身の重賞初制覇について)昂に先に重賞を勝たれてたのでね。ウチの馬で(昂の)最初の重賞は勝たせようなんて思ってたんですけど、もうJpnIまで勝ってますから。調教師として、初めて重賞を勝たせてもらって、本当にうれしいです。
次走は順調ならもちろん、
東京ダービーですね。ファンの皆さま、いつも応援ありがとうございます。また、この馬に携わっていただいた関係者の皆さまにも感謝しています。これからも応援よろしくお願いします。
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)