25日に香港のシャティン競馬場で行われる
クイーンエリザベス2世カップ(3歳上・G1・芝2000m)に出走予定の、日本馬の22日の調教状況および、関係者のコメントは下記のとおり。
【
キセキ(牡7、栗東・
辻野泰之厩舎)】
調教状況:
シャティン競馬場、角馬場で曳き運動(1時間)
清山宏明調教助手のコメント
「歴戦の古馬ですし、環境にも慣れてきて十分に落ち着いています。オンとオフの切り替えができているのは良いですね。明日からまたコースに入れる予定です」
枠順について:ゲート3番
辻野泰之調教師
「少頭数なので枠はどの枠に入っても影響はないと思っていました。むしろ隣の4番に逃げ馬の
タイムワープが入ったのがどう出るか、ですね。明日、ジョッキーに乗ってもらい、ゲートまで行って状態は確認するつもりです」
【
グローリーヴェイズ(牡6、美浦・
尾関知人厩舎)】
調教状況:
シャティン競馬場
角馬場→芝コース(追い切り5ハロン)
K.ティータン騎手騎乗
調教時計 52.9(4F)-24.8(2F)
注記:調教時計は香港JC発表
K.ティータン騎手のコメント
「本日は軽めに追い切りましたが、背中から伝わる感触が良い馬で、とても良い状態にあると感じました。香港には2度目の遠征となるので、馬も
リラックスして落ち着きがあります。日曜日は良い走りを見せることができると思います」
尾関知人調教師のコメント
「非常に良い動きで、しなやかなフットワークでした。性格的な面もありますが、香港は2度目ですし昨日も芝コースに出ているので、精神的に安定しています。
前々走の
ジャパンカップはハイペースで、前走の
金鯱賞も2000メートルだったので、距離は対応できると考えています。2019年に
香港ヴァーズを勝った時よりも筋肉が増えており、馬体的にも2000メートル仕様になっていると思います。
明日以降は微調整程度に留める予定です。枠順(ゲート7番)については、大外ですが少頭数なので特に気にしていません。騎手と作戦を考えたいと思います」
【
デアリングタクト(牝4、栗東・
杉山晴紀厩舎)】
調教状況:
シャティン競馬場
角馬場で乗り運動(常歩で1時間)
松山弘平騎手騎乗
松山弘平騎手のコメント
「特に疲れも見られず、
リラックスできています。問題なく来ていると思います。枠順(ゲート1番)については、(2019年の同レースを)
ウインブライトが同じ1番枠から勝っていますし、縁起の良い枠だと思います」
【
ラヴズオンリーユー(牝5、栗東・
矢作芳人厩舎)】
調教状況:
シャティン競馬場
角馬場で曳き運動(1時間)
岡勇策調教助手のコメント
「昨日の追い切り後も問題なく順調です。この調子でレースまでいってもらいたいです」
枠順について:ゲート5番
矢作芳人調教師
「内が有利な競馬場だと思いますが、7頭立てということもあり気にしていません。逃げ馬でもありませんので何も問題ありません」
(
JRAのホームページより)