先週の
皐月賞では
エフフォーリアが完勝。
桜花賞を制し白毛初のクラシック馬となった
ソダシとともに無敗での戴冠となりました。そして今週は
高松宮記念から続いてきた連続GI開催の狭間週ですが、過去次々に高配当が出ている重賞が3つもあり、逆転を狙うには決して見逃せない週末となります。
netkeibaの膨大なデータを学習させているAI。レースのペースを予測し、各馬の脚質・各馬の最終走破タイムを算出し、走破タイムの速い順に印を打ちます。今週もオリジナルの
ビッグデータを活用した
AI競馬予想から、
安田記念の前哨戦『
マイラーズC』の激走注目馬を紹介します。
週頭には
アルジャンナをnetkeibaAIの本命候補としてピックアップしましたが、調教や枠順、馬場など週中の情報を追加した上で、netkeibaのAIが弾き出した注目馬は、
金鯱賞でのシンガリ人気からの激走も記憶に新しい
ギベオンでした。
【netkeibaAIの注目馬】
馬名:
ギベオン鞍上:西村淳
予測ペース:平均(遅)ペース
予測脚質:差
指数:64.65 (全16頭中1位)
前走、
金鯱賞はキャリア18戦にして初の逃げに出て、時計の掛かる馬場を苦にせず、3冠牝馬
デアリングタクトをクビ差凌いで勝利した
ギベオン。その後は
大阪杯に登録していたものの、状態が整わずに久々のマイル戦となるココへの挑戦となりました。
マイル戦は2年前のダービー卿CT5着以来となりますが、
NHKマイルCでも
ケイアイノーテックの2着の好走実績がある同馬。また例年の京都開催から今年は阪神での開催となりますが、阪神コースも4戦の経験があり結果は、新馬戦1着、
毎日杯2着、
鳴尾記念4着、
チャレンジカップ9着。唯一大きく負けた
チャレンジカップは、直線で前が詰まる不利あってのもので、前が空いてからは伸びていただけに、不利が無ければ着順は違ったものになったはず。そう考えると阪神コース自体の相性は悪くなく、重賞でも連続好走可能でしょう。
過去10年の
マイラーズCの3着以内30頭中、5〜8番人気の中穴は11頭。さらに前走重賞に出走していたのは30頭中、22頭を占めています。経済コースを通りマイペースの逃げが功を奏した、明らかな作戦勝ちに見える前走だからこそ、今回も人気は中穴程度に落ち着く可能性が高いでしょう。
芝の重賞レースを逃げて大穴を開けた馬が、その後、再度勝利した例は皆無。前例のない“おかわり”を実現する可能性もあるとみます。
新たなデータを取り込むたびに学習し、回収率が向上しているnetkeibaオリジナルAI。その他の馬を含めた全順位付け、解説は
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