阪神11Rの第52回
マイラーズカップ(4歳以上GII・芝1600m)は2番人気
ケイデンスコール(
古川吉洋騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分31秒4(良)。1馬身1/4差の2着に3番人気
アルジャンナ、さらにハナ差の3着に9番人気
カイザーミノルが入った。
ケイデンスコールは栗東・安田隆行厩舎の5歳牡馬で、父
ロードカナロア、
母インダクティ(母の
父ハーツクライ)。通算成績は17戦4勝。
レース後のコメント
1着
ケイデンスコール(
古川吉洋騎手)
「馬が強かったです。走るイメージ、良いイメージで臨みました。予定ではもう少し前につけようと思っていましたが、思ったよりも流れが速くなったので、中団で構えていました。直線は手応え通り、期待通りでした。勝てて嬉しいですね」
2着
アルジャンナ(
福永祐一騎手)
「直線はスペースが開かずに、内にモタれるのを修正しながらだったので、スパッと出てくることはできませんでした。それでも伸びています。まだ良くなる余地を残していますが、力は見せてくれました」
3着
カイザーミノル(
荻野極騎手)
「積極的に出して行きましたが、思ったより前も主張してくる馬も多く、そこからはじっくり脚を溜めるイメージで直線まで運べました。外から馬が来てからも、もうひと踏ん張りしてくれて伸びてくれました。ラストは決め手のある馬にやられてしまいました。能力は見せられたと思います」
4着
ダイワキャグニー(
幸英明騎手)
「勝ち馬には抜けられましたが、2着とは差がなかったです。さすがに良い馬だと思います」
5着
エアロロノア(
池添謙一騎手)
「オープンでこれだけ速いペースを経験するのも初めてですから。道中は抱えるところがなくて、ずっと勝ち馬の後ろで促しながらでした。それでも終いは食らいついて伸びようとしていました。初めてのオープンの重賞で、今日の経験は今後必ず生きてきます。能力は、体がパンとすればもっとやれるようになると思います」
7着
ギベオン(
西村淳也騎手)
「道中の感じは良かったです。久々のマイルも対応してくれました。この馬場でもしっかり来られましたし、次は前走くらいの状態で迎えると思うので、頑張りたいです」
8着
エアスピネル(
鮫島克駿騎手)
「ポジション的には悪くなかったと思いますが、(追い出しを)待てる余裕がなくて、早めに促す形になりました。ジリジリ伸びていますが、久々の芝でこれだけ時計の速いレースになり、戸惑いもあったのかもしれません」
10着
ブラックムーン(
団野大成騎手)
「この年齢で馬が競馬を覚えているのか、もう少しテンでリズムに乗せて、流れに乗せていきたかったのですが、促してもハミが取れず、いつもと同じようなレースになりました。しっかり脚は使えていますが、時計も速かったですし、最後も際どいところまで来ています。頑張ってくれました」
12着
ボンセルヴィーソ(
松若風馬騎手)
「位置的には良かったのですが、ペースが速かったですね。もう少し(この馬の)ペースができれば良かったですね」
14着
フォックスクリーク(
藤岡佑介騎手)
「ハナに行けるのが理想かなと思い、結構仕掛けて行きましたが、行き切れずペースだけが速くなりました。その分止まったという感じですね」
15着
ベステンダンク(
浜中俊騎手)
「ブリンカーもつけて、行ってどこまで......という感じでした。途中で外から絡まれましたが、ブリンカーがきいていたので、行かせました」
ラジオNIKKEI