「レース記者コラム・仕事 賭け事 独り言」
伸び盛りの
カジノフォンテンは
ゴールデンウイークの5月5日に
船橋競馬場で行われる
かしわ記念に出走、2011年の
フリオーソ以来となる地方所属馬としての勝利を目指す。
昨年の
東京大賞典ではゴール前で交わされて首差の2着に敗れた。レース後に
張田昂騎手は「本当に悔しい、外枠の分脚を使ってしまった。折り合いはついていた、俺の根性が足りなかった」と唇をかみしめた。
年が明け、交流重賞の
川崎記念でJRAの強豪馬相手に完勝。目標を
かしわ記念に定めて、前走は
トライアルの
京成盃グランドマイラーズを8割の仕上げで勝ち切り、勢いそのままに地元・船橋の
かしわ記念でJRA勢を迎え撃つ。
地方競馬の記者としては地方所属馬がJRA勢を撃破する姿を見るのは痛快だ。
残念ながら引き続き無観客での開催となるが、
カジノフォンテンの勇姿を紙面で感じてもらえるようにしっかりと写真に収めたいと思っている。
(南関東
地方競馬担当・持木克友)
提供:デイリースポーツ