「天皇賞(春)・G1」(2日、阪神)
27年ぶりの仁川決戦に横山一家がそろい踏みだ。父・典弘が
オセアグレイト、長男・和生が
ジャコマル、そして三男・武史が
ウインマリリンに騎乗する。1984年の
グレード制導入以降、親子3人の騎手がJRA・G1に同時騎乗するのは初めてのケース。今回、父が勝てば同レース4勝目&最年長制覇。また、和生か武史が勝利すれば、祖父・富雄元騎手(71年
メジロムサシ)と合わせて、史上初の親子3代制覇となる。
53歳の父・典弘は、20年の
ステイヤーズS覇者
オセアグレイトに騎乗。「3人でG1に、それも天皇賞みたいなレースで一緒に乗れるのは楽しみだよ」と晴れ舞台を心待ちにする。過去に96年
サクラローレル、04年
イングランディーレ、15年
ゴールドシップで制しており、自身4勝目と史上最年長での春盾制覇が懸かる大一番。これまでに重賞で親子3人対決が実現したのは5回あるが、20年の
札幌記念では
ノームコアでVを飾り、父の威厳を示した。その再現なるか-。
提供:デイリースポーツ