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青葉賞・G2」(5月1日、東京)
キングストンボーイは28日、北村宏(レースはルメール)を背に美浦Wで
ライラックカラー(6歳障害未勝利)を3馬身前に見ながら発進。直線は内へ入り、終始楽な手応えのまま馬体をそろえてフィニッシュした。5F70秒3-40秒9-12秒8に、藤沢和師は「ここを目標にしてきたし、先週やってあるので順調に来ている」とうなずいた。
のちの
皐月賞馬
エフフォーリアをはじめ、強豪ぞろいの
共同通信杯で4着。「(勝った)
ベゴニア賞の内容は良かったが、チグハグな競馬になったし、さすがに(前走は)相手も強かった」と振り返った。
2022年2月で定年を迎えるトレーナーにとっては、これがラストダービー。「お父さん(
ドゥラメンテ)はダービー馬だし、スタミナもある。中山より東京の方がいいから、ここなら頑張れるんじゃないかな」と夢舞台を見据えた。
提供:デイリースポーツ