「NHKマイルC・G1」(5月9日、東京)
圧巻の自己ベストだ。
ニュージーランドT覇者の
バスラットレオンは28日、藤岡佑を背に栗東坂路へ。僚馬を並ぶ間もなくパスすると、肩ムチを合図にさらに加速。シャープな脚さばきで、自己ベストを0秒7更新する4F50秒5-36秒5-12秒2をマークした。
全体でも、水曜の同坂路で2番目の好時計。矢作師は「すごかったな。1回使って気が入ってきた」と目を丸くする。「
コントレイルに先着するくらいの馬だし、もともと動くけど、それにしても雰囲気はいいな。いい状態でいけそう」と満足そうにうなずいた。
5馬身差で逃げ切って重賞初制覇を飾った勢いそのままに、一気に3歳マイル王の座を目指す。
提供:デイリースポーツ