GW最終夜の門別
グランシャリオナイター開催メイン(最終)12Rは、JBC協会協賛のスタリオン・プレミアムシリーズ「
シスキン・プレミアム/A1〜A2・1200m外回り」。この距離で好走を重ねてきた実績馬が多い中、南関東A2級から転入初戦の新顔、8歳牡馬
ドウカンヤマの参戦もあり、非常に興味深いメンバー構成と言えそうです。
ダノンチャンスや前記の
ドウカンヤマ、そして前走「
アドマイヤマーズ・プレミアム」では発走直後に躓いて落馬という憂き目に遭った
アザワク(坂路での最終追いは今回も好時計をマーク)ら、抜群のダッシュ力を誇る先行タイプが揃ったことでレースは序盤から速めの流れで推移しそう。
もちろん馬場状態にもよりますが、上記各馬がそれぞれ一歩も引かないような激しい先行争いが展開されたなら、決め手上位の差し馬勢=
ニットウスバルや
フジノパンサーを筆頭に、不得手な内枠からでも道中タテ長で捌きやすくなれば台頭も可能な
ソルサリエンテらの上位進出が有望に。
さらには、今季いずれも10歳の“大台”に乗ったとはいえ、実績面では侮れない
メイショウウタゲ&
カツゲキライデンがゴール前の混戦から浮上してくるシーンまで想定しておきたいところです。
一方で、案外とすんなり先行勢の兼ね合いがついてしまえば、持ち前のダッシュ力で走りやすいポジションを確保できる先行勢が残れる可能性も十分。今回は、流れに左右されることなく確実に突き抜けてくるような“絶対能力上位”の中心馬が見当たらない組合せということで、「4コーナー迄のレースの流れをどう読み切るか」が勝ち馬予想の成否を分けることになりそうです。「
シスキン・プレミアム」発走時刻は20時40分、大型連休のラストを「的中」で締めくくっていただければ幸いです!
(文:ひだか応援隊)