4月17日に
オークローンパークで行われたG1アップルブロッサムハンデキャップ(d8.5F)で2着に敗れ、1着入線後に2着降着となった18年9月のG1
コティリオンS(d8.5F)以来2年7か月振りの敗戦を喫したモノモイガール(牝6、父タピザー)が、秋まで休養に入ることになった。関係者が、8日に明らかにしたものだ。
3歳だった
2018年と5歳だった2020年の2度にわたって、全米牝馬チャンピオンの座についているのがモノモイガールだ。昨年秋、G1BCディスタフ(d9F)を制した翌日にケンタッキーで開催されたファシ
グティプトン11月市場に上場され、
スペンドスリフトファームが950万ドルで購買。6歳となった今季も現役に留まることになった。
今季初戦となった
オークローンパークのG3バヤコアS(d8.5F)快勝後、2戦目となったG1アップルブロッサムハンデキャップでは自身より斤量が6
ポンド(約2.7キロ)軽かったレトルスカ(牝5、父
スーパーセイバー)にハナ負けしたモノモイガールは、レース後の回復が捗々しくなく、詳しい獣医検査を行なった結果、後躯を中心に各所の筋肉や腱が張った状態であることが判明したものだ。
獣医師のアド
バイスにより、今後2週間は運動を控え、その後、プール調教を開始する予定となっている。
(文:合田直弘)