15日に東京競馬場で行われる
京王杯スプリングカップ(4歳上・GII・芝1400m)について枠順・馬番別に検証していく。
過去10年、馬番別では最多となる3回の馬券絡みが5番、9番、10番、12番、13番。2回で1番、4番、7番、11番、15番が続く。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 0-0-2-14/16 複勝率12.5% 複勝回収率23%
2枠 0-1-2-14/17 複勝率17.6% 複勝回収率54%
3枠 2-1-2-13/18 複勝率27.8% 複勝回収率127%
4枠 0-1-2-17/20 複勝率15.0% 複勝回収率50%
5枠 3-0-0-17/20 複勝率15.0% 複勝回収率52%
6枠 1-2-1-16/20 複勝率20.0% 複勝回収率46%
7枠 3-2-1-17/23 複勝率26.1% 複勝回収率138%
8枠 1-3-0-20/24 複勝率16.7% 複勝回収率70%
【内枠・外枠の比較】
1〜4枠 2-3-8-58/71 複勝率18.3% 複勝回収率64%
5〜8枠 8-7-2-70/87 複勝率19.5% 複勝回収率78%
勝ち馬10頭中8頭が5〜8枠から出ており、5〜8枠が15連対。2着以上という点では圧倒的に外枠が優勢だ。一方、複勝率に大差がないことが示す通り、3着馬は10頭中8頭が1〜4枠の馬だった。
5〜8枠で5番人気以内に支持された馬は[7-4-1-15]で複勝率44.4%、複勝回収率94%という好成績。一方で、1〜4枠で5番人気以内に支持された馬は[2-1-5-15]の複勝率34.8%、複勝回収率78%にとどまっており、2ケタ人気での馬券絡みも12年11番人気2着の
レオプライムのみと、人気を問わず低調な成績となっている。
東京芝1400mは内枠有利の印象を持っているファンも少なくないが、1枠は2番人気の2頭が3着しただけで、穴人気をした馬もことごとく馬券に絡めていない。過大評価は禁物だ。