東京11Rの第66回
京王杯スプリングカップ(4歳以上GII・芝1400m)は1番人気
ラウダシオン(M.デムーロ騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分19秒8(良)。クビ差の2着に10番人気
トゥラヴェスーラ、さらに1馬身1/4差の3着に8番人気
カイザーミノルが入った。
ラウダシオンは栗東・
斉藤崇史厩舎の4歳牡馬で、父
リアルインパクト、
母アンティフォナ(母の
父Songandaprayer)。通算成績は12戦5勝。
レース後のコメント
1着
ラウダシオン(M.デムーロ騎手)
「ちょうど1年前に
NHKマイルCを勝ちましたが、その後はどうも展開が向かなかったり、馬場が合わないところがありました。今日は良馬場で展開も向きました。これなら走れるだろうと思っていました。
NHKマイルCの時と同じように手応えは抜群でしたが、早く先頭に立つと物見をするので、追い出しを待ってレースをしました。これで次の
安田記念が楽しみになりました。しかし能力はありますが、スムーズにレースができないと結構イライラしてしまい、能力が出せないことがあります。
今日はファンが入場して、朝から全然雰囲気が違いました。暖かい応援をいただき、ありがとうございました」
2着
トゥラヴェスーラ(
鮫島克駿騎手)
「1400mなので、いつもより折り合いを重視しました。良い感じで直線に向けましたし、良いところまで来ています。力をつけていますね」
3着
カイザーミノル(
荻野極騎手)
「好位で運べましたし、勝ち馬を見ながらロスなく進めることができました。あと少しでした」
4着
ミッキーブリランテ(
和田竜二騎手)
「ゲートが決まって、理想的な位置を取れました。東京の決め手勝負にも対応できましたし、しぶとく食らいついています」
5着
ビオグラフィー(
三浦皇成騎手)
「ゲートが速く馬なりで先行できました。それに2番手の馬がペースを作ってくれたので、単騎でマイペースで行けました。直線半ばまでは"これなら"と思いましたが、最後に甘くなってしまいました。1200mならもっとパフォーマンスが上がると思います」
6着
シャインガーネット(
田辺裕信騎手)
「スピードはあるのですが、気だけで走っています。ですから、コントロールの利きづらいところがあります」
7着
エーポス(
北出成人調教師)
「スタート後ぶつけられて怒っていました。岩田騎手は『勝ち馬を前に見る形でしたが、4コーナーで反応した時、こちらはガス欠になっていました』とのことでした。地力で伸びましたが、掛かった分伸びを欠きました」
12着
タイセイビジョン(C.
ルメール騎手)
「外枠でしたから後ろから運ぶプランでしたが、内の馬が残るレースで外から差し切るのは難しかったです」
13着
エングレーバー(
浜中俊騎手)
「スタートしてからずっと右に張っていて、それを抑えるのに精一杯で脚が溜まりませんでした。直線でもモタれっぱなしでした」
ラジオNIKKEI