現地時間15日、ピムリコ競馬場でアメリカ三冠競走の第2戦・
プリークネスS(3歳・G1・ダ1900m・10頭立て)が行われた。
道中は馬群の中央を進んだ5番人気ロン
バウアー(
Rombauer、牡3、F.プラ騎手)が徐々に位置を押し上げ、4コーナーでは3番手に。
前を行く2番人気ミッドナイトバーボン(牡3、I.オルティスJr.騎手)、1番人気メディーナスピリット(牡3、J.ヴェラスケス騎手)の2頭を直線で差し切り、最後は2着ミッドナイトバーボンに3.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分53秒62(良)。
ケンタッキーダービー馬メディーナスピリットは今回もハナを切ったが、ミッドナイトバーボンから2馬身差の3着。
10番人気の日本馬
フランスゴデイナ(牡3、J.ロザリオ騎手)は好位のインを追走したが、4コーナーから上位馬の勢いにはついていけず、7着だった。
ロン
バウアーは父
Twirling Candy(
その父Candy Ride)、
母Cashmere、母の父
Cowboy Calという血統。米国のM.マッカーシー厩舎の管理馬。
昨年の
アメリカンファラオS(米G1)2着、今年の
エルカミーノレアルダービー(米L)1着などの実績があるが、重賞は今回が初制覇。通算成績は7戦3勝。