東京11Rの第16回
ヴィクトリアマイル(4歳以上GI・牝馬・芝1600m)は1番人気
グランアレグリア(C.
ルメール騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分31秒0(良)。4馬身差の2着に10番人気
ランブリングアレー、さらにクビ差の3着に5番人気
マジックキャッスルが入った。
グランアレグリアは美浦・
藤沢和雄厩舎の5歳牝馬で、
父ディープインパクト、
母タピッツフライ(母の
父Tapit)。通算成績は12戦8勝。
レース後のコメント
1着
グランアレグリア(C.
ルメール騎手)
「やはり強かったです。
スタートは速くないのでミドルポジションでしたが、馬のリズムは良かったです。 直線では外に出すと自分からハミを取って自分から
ギアアップしてくれました。
前走とは違い今日は自分の能力を見せてくれました。ここでは違うレベルでした。これでGIレースは5勝目となりましたが、また勝てるでしょう。
私自身は今日1400勝を達成して、そしてGIも勝ててとても嬉しいです。ファンの皆さん応援ありがとうございました」
(
藤沢和雄調教師)
「いつもより気も入っていましたが、競馬は穏やかに走っていましたし、折り合いも随分上手になりました。
速い馬が多く中団からでしたが、いい感じだったと思います。相手も強かったですが、持ったままで馬なりで来られたので良かったです。元々強い馬ですが、良い内容だったと思います。
この後はオーナーと相談になりますが、使えるレースも限られるので
安田記念になると思います。
前走はスタンド前からのスタートですが、東京の2000mなら持ちそうな気がします。牡馬相手ですが、秋は天皇賞に向かいたいと思います。
前走はダメでしたが、今日は随分と高い支持でありがとうございます。また応援してください」
2着
ランブリングアレー(
吉田隼人騎手)
「左回りは初めて乗せてもらいましたが、乗りやすかったです。リズム良く運べて、インの良いところにはまることが出来ました。
直線でこれならと思ったところで勝ち馬は馬なりでしたから、強かったです。ただこの馬もよく伸びて2着に来てくれました」
3着
マジックキャッスル(
戸崎圭太騎手)
「イメージ通りの競馬が出来ました。道中のリズムも良く、直線で前が開いてからもしっかり伸びています。堅実に走ってくれますね」
4着
ディアンドル(
団野大成騎手)
「頑張ってくれました。前に行く馬は思っていた通り行ってくれて、ポジションはつけたいところにつけられました。
レースはスムーズで追ってから反応してくれて、坂を上り切ってからも反応してくれました。馬が良くなっていましたし、これからさらに良くなりそうです」
5着
シゲルピンクダイヤ(
和田竜二騎手)
「思ったよりもペースが緩くていい位置を取れました。直線で前が開いた時は突き抜けるかと思ったのですが、相手が強かったです。それでも力は出し切ったと思います」
6着
レシステンシア(
武豊騎手)
「あの枠でしたから行きたい馬を行かせて運びました。3番手で折り合いもついて、自分のタイミングで抜け出しましたが、最後は甘くなってしまいました」
7着
ダノンファンタジー(
藤岡佑介騎手)
「溜めて行く作戦で、じっくりと後方からレースを進めました。直線で良い脚を使ってくれて、差のないところまで差を詰めてくれています。ただもう少しタフな流れになると思っていたのですが、あの流れだとこれが精一杯です」
8着
デゼル(
川田将雅騎手)
「良い位置で運ぶことが出来ました。最後まで頑張ってくれましたし、良い内容だったと思います」
9着
マルターズディオサ(
田辺裕信騎手)
「1200mの後でも気負わずに雰囲気が良かったです。上手くいったと思ったのですが、少しバテてしまったようで残念です」
10着
クリスティ(
斎藤新騎手)
「道中リズム良く行けましたが、やはり相手が強かったです。それでもまだ4歳ですからこれから成長してくると思いますし、一緒に歩んで行けたらと思います」
11着
サウンドキアラ(
松山弘平騎手)
「良い位置で流れに乗れましたが、最後は伸びませんでした」
13着
リアアメリア(
福永祐一騎手)
「スタートを上手く出せませんでした。この馬も伸びてはいますが、ペースが落ち着いてしまいました」
14着
テルツェット(M.デムーロ騎手)
「パドックで少し興奮していて、この舞台にプレッシャーを感じていたようです。
スタートは出ましたが、二の脚がなく、この馬場でついて行けませんでした。
3コーナーから4コーナーでは手応えがあったのですが、直線はジリジリという伸びでした。内が開いていましたが伸び切れませんでした」
15着
スマイルカナ(
柴田大知騎手)
「今までで一番落ち着いていました。2番手でも折り合って良い形で行けました。これでまた変わってくれればと思います」
18着
イベリス(
酒井学騎手)
「スタート前の輪乗りでは大人しくしていました。スタートしてからは行き切れませんでした。心房細動を起こしたのだと思います」
ラジオNIKKEI