現地時間16日、パリロンシャン競馬場でフランス牝馬クラシック競走の第1戦・仏1000ギニー(プールデッセデプーリッシュ、3歳牝・G1・芝1600m・13頭立て)が行われた。
道中は中団の内を進み、直線でも馬群の間をこじ開けるように伸びた10番人気
クールサンバ(Coeursamba、牝3、C.デムーロ騎手)が、連れて脚を伸ばした1番人気
マザーアース(牝3、C.スミヨン騎手)との追い比べを制し、1.1/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分39秒28(重)。
マザーアースから短首差の3着には後方から馬群を割って追い込んだ13番人気ケネラ(牝3、S.マイヨ騎手)が入った。デビュー2連勝中で2番人気のフィロメーヌ(牝3、M.バルザローナ騎手)は6着だった。
クールサンバは父
The Wow Signal、
母Marechale、母の
父Anabaaという血統。フランスのJC.ルジェ厩舎の管理馬。通算成績は8戦2勝で、これが重賞初制覇。前走はフランスの条件戦で3着だった。
父の
The Wow Signalは2018年に死亡しており、これが産駒G1初制覇。同日に新潟11Rの弥彦Sを勝ってオープン入りした
ユニコーンライオンの半兄にあたる。