現地時間17日、アメリカのニューヨーク州競馬協会(NYRA)はベルモントパーク、サラトガ、アケダクトの3競馬場において、ボブ・バ
ファート厩舎管理馬の出走を一時停止することを発表した。
1日に行われた米三冠競走の初戦・
ケンタッキーダービー(米G1)を制したメディーナスピリット(
Medina Spirit、牡3)から、レース後に禁止薬物ベタメタゾンの陽性反応が検出されたため。本件については現在、別サンプルの検査が行われている。
メディーナスピリットはその後、15日に行われた三冠競走の第2戦・
プリークネスS(米G1)に出走して3着。
同馬などが6月5日にベルモントパーク競馬場で行われる三冠最終戦・
ベルモントS(米G1)への出走が不可になるほか、米競馬
メディア『Blood Horse』によると同日同場の
メトロポリタンH(米G1)に、僚馬でサウジC2着のシャー
ラタン(
Charlatan、牡4)が出走予定だった。