◎23日(日)東京競馬場で行われる第82回優駿牝馬(
オークス)(GI)に出走を予定している
タガノパッション(牝3、鮫島)について追い切り後の
岩田康誠騎手のコメントは以下の通り。
・(2戦乗っての印象を)デビューが遅れただけで、阪神競馬場で返し馬に乗った時点で走るという印象を持ちました。1800m外回りであれだけの脚を使えるというのは相当な能力を持っているということだと思います。
・その後僅差で勝利してくれたので
スイートピーステークスに行くことができました。それで(岩田)望来騎手が乗ってあれだけのパフォーマンスを見せてくれました。もっと上を目指せる馬だということがわかりました。
・(岩田)望来騎手は「まだまだ遊んでいた」と言っていました。レース前は3Fの競馬をするように指示しました。その通りのレースでした。いいレースだったと思います。
・(今日の追い切りは)
オークスなのでそれなりの負荷をかけなければいけません。同時にあと中二週のローテーションがどれだけ馬にとって負担になるのか、一日一日が大切でした。厩舎スタッフと意見を交換しながらここまでやってきました。(追い切りそのものは)時計的には合格点です。しかし当日まで気は抜けません。
・とにかく潜在能力が高く乗りやすい馬です。使う毎にイライラするような面を出す馬が多い中、この馬は堂々としています。
・今回はGIで強い馬が多い中、この馬がどれだけ通用するのか本当に楽しみにしています。この馬の能力を2400mという舞台で発揮できる騎乗を心掛けたいと思っています。
取材:檜川彰人
ラジオNIKKEI