まだ新年度シーズンは始まったばかりでも、昨年に続く発売額の「レコード更新」を期待させる数字が並ぶホッカイドウ競馬「門別
グランシャリオナイター」開催。3歳三冠競走の第1戦「第45回
北斗盃H2/優勝
ラッキードリーム」が行われた先週13日(木)終了時点=全82日間のうち10日間が終了=で、総発売額は約69億6300万円まで伸長。前年同期をすでに約12億8000万円上回っており、比率で表すと22.59%のアップ。馬産地ナイター競馬を楽しんでいただけるファンの皆さんが全国で増え続けている状況は、ここ日高&胆振地方にとっても本当に嬉しいことです。
さて16日、北海道に再び「緊急事態宣言」が発出されたことにより、
門別競馬場は昨年10月29日以来となる「無観客開催」に逆戻り。今季最初のダート
グレード競走「
北海道スプリントカップJpnIII」が行われる来週27日(木)は当初、事前申込み&抽選による「250組500名」での入場制限が予定されていましたが、同日も無観客での開催に変更となってしまい、非常に残念な思いをされている読者様もいらっしゃるかもしれません…。一日も早く道内での感染拡大が
ピークアウトし、再びファンの皆さんに現地で応援していただける状況に戻ってほしいと願うばかりです。
感染拡大防止の面では一進一退といった状況の続く道内ですが、今夜のメイン(最終)12R「
キズナ・プレミアム/1200m外回り、JBC協会協賛スタリオン・プレミアムシリーズ」に出走するスピード馬2頭、
スティールペガサス&
ウワサノコウタロウの両陣営とすれば、ともに前走に続く2連勝で「止まることなく通過したい」一戦ということになりそう。特に、2歳秋の盛岡(遠征)「
南部駒賞M1」で2着に食い込み、昨年6月の大井「
優駿スプリントSII」でも4着に食い込んだ
スティールペガサスは、ここも勝って弾みをつけ、今後の重賞戦線に挑んでいきたいところでしょう。
全18勝をこの門別1200mで積みかさねてきた“コースの鬼”
ソルサリエンテが「そうはさせじ」と得意の外枠から逆転をもくろみ、今季2戦して上昇の印象つよい古豪10歳
カツゲキライデンも内枠から虎視眈々と上位進出を狙うことになりそう。そのほか人気薄の伏兵勢にも、わずかながら上位進出の望みを見出し得るメンバー構成です。「
キズナ・プレミアム」の発走時刻は20時35分、お見逃しなく。
(文:ひだか応援隊)