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【大井・大井記念】後続に6馬身差の圧勝劇! 御神本訓史騎手「久しぶりに強いミューチャリーを見せることができた」

  • 2021年05月20日(木) 13時02分
 19日、大井競馬場で行われた第66回大井記念(4歳上・重賞・ダ2000m・1着賞金3200万円)は、向こう正面から徐々に進出した御神本訓史騎手騎乗の2番人気ミューチャリー(牡5、船橋・矢野義幸厩舎)が、4コーナーで先頭に並びかけると直線では後続をどんどん突き放し、最後は2着の3番人気フィアットルクス(牡6、大井・藤田輝信厩舎)に6馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分4秒3(重)。

御神本訓史騎手
「前走のかしわ記念はらしくない競馬だったので、先生とも相談して中1週でのレースになりましたが、関係者がしっかり調整をしてくれて強いミューチャリーを久しぶりに見せることができました。

 自分からレースを作れるタイプではないので、リズムを大事にしながら騎乗しましたが、ここのところGIを使っていたぶん、道中も追走しやすくなって、向こう正面でもペースが落ち着いたので、自分から競馬を作っていこうと思って動きました。

 今日はペースも合っていたので、早めにあの位置を取れて、直線を向いて手応えも十分でしたし、いつも通りの弾け方をしてくれたので、いつもの走りができたと思っています。(カジノフォンテンは)同世代ですし、地方でも強い馬が出てきていますので、この馬が地方の代表になれるように、しっかり騎乗して活躍していってほしいです。

 応援ありがとうございました。まだ無観客が続いていますが、早く皆さんの前で競馬ができることを楽しみにして一生懸命頑張っていきますので、これからも応援よろしくお願いします」

矢野義幸調教師】
「いくらか鬱憤を晴らしたかなという感じです。馬のほうも今年に入って体も形成されてきたので、中一週でもそんなに堪えてはいないかなと思っていました。

 前残りのレースが続いていましたから、馬場の状態も考慮して、ジョッキーもいったと思っています。この馬は羽田盃の時なんかも、800m以上手前から追っつけて勝ったこともあるので、長く使える脚は持っていると思いますね。直線も大丈夫と思って見ていました。

(次走は帝王賞に)チャレンジしたいと思います。本場に来られないので残念だと思いますが、テレビの前で見ているお客さんに良いところを見せられてよかったと思います。これからも応援よろしくお願いします」

(TCK特別区競馬組合のリリースより、編集:netkeiba)

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