現地時間23日、イ
タリアのカパンネッレ競馬場でG2・伊ダービー(
デルビーイ
タリアーノ、3歳牡牝・芝2200m・14頭立て)が行われた。
道中は後方を進んだ1番人気
トウキョウゴールド(
Tokyo Gold、牡3、C.デムーロ騎手)が直線で外から、他馬と次元の違う脚を伸ばして先行各馬を差し切り、2着で2番人気タイのファンデ
モンタルバン(牡3、A.
サンナ騎手)に4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分14秒9(良)。
トウキョウゴールドは、父が
ゼダーン系の
Kendargent、
母Biancarosa、母の
父Dalakhaniという血統。フランスの
小林智厩舎の管理馬。生産者(欧州では繁殖牝馬の所有者を指す)、馬主は吉田照哉氏。
通算成績は7戦3勝。昨年に
M.ミシェル騎手の手綱でフランスのリステッド競走・アラドブクト賞を制しているが、重賞は今回が初制覇。管理する
小林智調教師にとっても重賞初制覇となった。
また、イ
タリア出身で現在はフランスを拠点に活躍するC.デムーロ騎手は、本競走近5年で4勝目(一昨年まで3連覇)。日本の
オークス(GI)を制した
M.デムーロ騎手と兄弟で同日クラシック制覇を果たした。