「
日本ダービー・G1」(30日、東京)
陣営の熱い思いを背に、
ワンダフルタウンが夢の舞台へ挑む。母も手掛けた
高橋義忠調教師(52)=栗東=にとっては、厩舎ゆかりの血統でもあり、より一層熱い視線を注いでいる。鞍上の
和田竜二騎手(43)=栗東・フリー=も、コンビを組んだ名馬
テイエムオペラオーに近いと高く評価。不振の
青葉賞組から今年こそは頂点に立つ。
主戦・和田竜と高橋忠厩舎は“相思相愛”の関係と言ってもいいだろう。現在コンビでJRA通算20勝と、11年の開業以来最多となっている。高橋忠師は「父(成忠元調教師)が(和田竜の師匠の)岩元市三先生(元調教師)を慕っていて。和田君が勝つと、思わず岩元先生の喜ぶ表情を想像するんです」と明かした。競馬の祭典に向けてチーム一丸。「和田君にダービーを勝たせたい」と師は決戦の日を心待ちにしている。
提供:デイリースポーツ