26日、
川崎競馬場で行われた第13回
川崎マイラーズ(3歳上・重賞・ダ1600m・1着賞金1400万円)は、スタートで躓いて後方からの競馬となった
真島大輔騎手騎乗の1番人気
モジアナフレイバー(牡6、大井・
福永敏厩舎)が、向正面で一気に進出して直線で突き抜け、2着の3番人気
ワークアンドラブ(牡6、大井・
荒山勝徳厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分39秒5(良)。
【
真島大輔騎手】
「スタートでは落ちなくて良かったなと思い、腹を括らなきゃなという思いを持って乗りました。プランが全部消えてしまったので、もう馬の力を信じて、自分が道中邪魔することなくスムーズな競馬をと思って乗っていました。
仕掛けのタイミングというよりも、馬を信じて直線追い出す形を作るということしか考えていませんでした。初めて乗せていただいたんですが、素晴らしいものを持っていると思います。
本追い切りでも素晴らしい走りで、自分が邪魔さえしなければ勝てるなという思いはありました。繁田さんからいろいろアド
バイスをもらって、細かなことも教えてもらっていたので、それがレースにつながったと思います」
【
福永敏調教師】
「スタートしてあれだけ躓いて、よく落ちなかったなと思いました。でも、道中もだいぶ離されていたので、どうかなという思いで見ていました。
(乗り替りで)とくに、アド
バイスなどはしませんでした。真島君クラスになれば、同じレースにも乗ってレースぶりとかも見ていましたし。一週前と今週の追い切りに乗ってもらって、それだけで感触はつかんでもらえたと思いましたし、あとは彼に任せようと。あと、繁田君もいろいろアド
バイスしてくれていましたね。
今年はマイル前後ということで、そういう意味で前回の高知(
黒船賞)にも行ったんですが、千六を中心に千八までかなあと考えています。あとは今日乗った感じで真島君がどういった手応えを持っているか、考えも聞こうと思います。
これから、また大きな舞台に参加できるようにさらに頑張っていきますので、引き続き応援よろしくお願いします」
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)