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目黒記念・G2」(30日、東京)
秋の飛躍を期待させる圧勝劇だった。
日経賞15着から臨戦した8番人気
ウインキートスが快勝。道中2番手を追走から3番手以降を大きく離して4コーナーを迎えると、持ったままで先頭へ。最後は後続に2馬身差をつけて重賞初Vを果たした。
殊勲の立役者となった丹内は前走について「不利があっての結果で、やれる期待はあった」と説明。今回はリベンジに燃えていた。「今回は逃げた馬の後ろで折り合って、抜け出してからも最後まで集中していた」と気性面の成長を実感する。
宗像師も「きょうのレースを見て改めて長距離適性があると。今後もこのあたりの距離がいいかも」と手応えをつかんだ様子。今後については未定とはいえ、主戦は「また乗せてもらえれば…。秋が楽しみになりました」と
ニンマリ。さらなる大舞台で、これまで以上の走りを見せつけるつもりだ。
提供:デイリースポーツ