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【安田記念予想】現役最強マイラーはグランにあらず すべてのデータを取り込んだAIが判定したのは…/JRA重賞レース展望

  • 2021年06月06日(日) 13時20分
 NHKマイルCヴィクトリアマイルに続く、東京マイルGIの3戦目安田記念。昨年の最優秀短距離馬で、現役最強マイラーと呼び声の高いグランアレグリアの連覇に多くの注目が集まります。その中で、今週もnetkeibaオリジナルのビッグデータを活用したAI競馬予想から弾き出した、激走注目馬を紹介します。

 グランアレグリアの前走ヴィクトリアマイルでの鬼脚一閃は、強く印象に残っていますが、現在、安田記念は1番人気が5連敗中。あのモーリスアーモンドアイですら勝てていないレースだからこそ、一筋縄ではいかないのは間違いありません。

 レースのペースを予測し、各馬の脚質・各馬の最終走破タイムを算出、走破タイムの速い順に印を打つAIですが、学習し予想に使われるデータは、netkeibaが保有するこれまでのレース情報すべて。

 週頭にはインディチャンプを本命候補としてピックアップしたnetkeibaAIでしたが、調教や枠順、馬場など週中の情報を追加した上で弾き出したのも、なんとインディチャンプでした。

【netkeibaAIの注目馬】
馬名:インディチャンプ
鞍上:福永祐一
総合指数:70.30 (全14頭中1位)

 2019年の香港マイルで7着に敗れた以外、国内ではすべて4着内の堅実派インディチャンプ。国内GIに限れば、2019年は安田記念マイルCS1着、2020年は安田記念3着、マイルCS2着、そして今年は前走の高松宮記念で3着とオール3着以内。東京マイルも3戦2勝、3着1回とこれ以上ない堅実ぶりです。

 今回の舞台となるのは、速い上がりを使う馬が馬券になることが多い東京芝。NHKマイルCヴィクトリアマイルと比較しても、後半だけ見るとヴィクトリアマイルほど早くはないものの、前半も後半も厳しい流れになりやすいレースといえます。そこで、ここまで20戦中12戦でメンバー中1〜3位の上がりを記録できており、勝った2019年の安田記念でも前半58秒0の厳しいペースで4、5番手を追走しながら32秒9の脚を使っている同馬なら、33秒0前後の上がりを使わなければ勝負できないレースとなっても問題ありません。

 最終追い切りでも、楽な手応えで古馬準オープンを圧倒。前走高松宮記念時の最終追いでは、併走馬にあおられていた中で、勝ち馬ダノンスマッシュに0.1秒差の3着だったことを踏まえると、仕上がり最高潮といっても良い状態なのではないでしょうか。

 ステイゴールド産駒でGIを勝つ馬の多くはオルフェーヴルドリームジャーニーフェノーメノなど6歳までに(5歳以下で)勝つ事が多く、6歳で平地GIを勝ったのはゴールドシップだけですが、ステイゴールド自身7歳になって海外G1を勝利したほどで、障害を含むとオジュウチョウサンが9歳やマイネルネオスが8歳でJGIを勝っています。同馬も前走を見る限り、まだまだ衰えはきていないとみます。

 新たなデータを取り込むたびに学習し、回収率が向上しているnetkeibaオリジナルAI。その他の馬を含めた全順位付け、解説はウマい馬券で公開中です!

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