NHKマイルC、
ヴィクトリアマイルに続く、東京マイルGIの3戦目
安田記念。昨年の
最優秀短距離馬で、現役最強マイラーと呼び声の高い
グランアレグリアの連覇に多くの注目が集まります。その中で、今週もnetkeibaオリジナルの
ビッグデータを活用した
AI競馬予想から弾き出した、激走注目馬を紹介します。
グランアレグリアの前走
ヴィクトリアマイルでの鬼脚一閃は、強く印象に残っていますが、現在、
安田記念は1番人気が5連敗中。あの
モーリスや
アーモンドアイですら勝てていないレースだからこそ、一筋縄ではいかないのは間違いありません。
レースのペースを予測し、各馬の脚質・各馬の最終走破タイムを算出、走破タイムの速い順に印を打つAIですが、学習し予想に使われるデータは、netkeibaが保有するこれまでのレース情報すべて。
週頭には
インディチャンプを本命候補としてピックアップしたnetkeibaAIでしたが、調教や枠順、馬場など週中の情報を追加した上で弾き出したのも、なんと
インディチャンプでした。
【netkeibaAIの注目馬】
馬名:
インディチャンプ鞍上:
福永祐一総合指数:70.30 (全14頭中1位)
2019年の
香港マイルで7着に敗れた以外、国内ではすべて4着内の堅実派
インディチャンプ。国内GIに限れば、2019年は
安田記念、
マイルCS1着、2020年は
安田記念3着、
マイルCS2着、そして今年は前走の
高松宮記念で3着とオール3着以内。東京マイルも3戦2勝、3着1回とこれ以上ない堅実ぶりです。
今回の舞台となるのは、速い上がりを使う馬が馬券になることが多い東京芝。
NHKマイルCや
ヴィクトリアマイルと比較しても、後半だけ見ると
ヴィクトリアマイルほど早くはないものの、前半も後半も厳しい流れになりやすいレースといえます。そこで、ここまで20戦中12戦でメンバー中1〜3位の上がりを記録できており、勝った2019年の
安田記念でも前半58秒0の厳しいペースで4、5番手を追走しながら32秒9の脚を使っている同馬なら、33秒0前後の上がりを使わなければ勝負できないレースとなっても問題ありません。
最終追い切りでも、楽な手応えで古馬準オープンを圧倒。前走
高松宮記念時の最終追いでは、併走馬にあおられていた中で、勝ち馬
ダノンスマッシュに0.1秒差の3着だったことを踏まえると、仕上がり最高潮といっても良い状態なのではないでしょうか。
ステイゴールド産駒でGIを勝つ馬の多くは
オルフェーヴルや
ドリームジャーニー、
フェノーメノなど6歳までに(5歳以下で)勝つ事が多く、6歳で平地GIを勝ったのは
ゴールドシップだけですが、
ステイゴールド自身7歳になって海外G1を勝利したほどで、障害を含むと
オジュウチョウサンが9歳や
マイネルネオスが8歳でJGIを勝っています。同馬も前走を見る限り、まだまだ衰えはきていないとみます。
新たなデータを取り込むたびに学習し、回収率が向上しているnetkeibaオリジナルAI。その他の馬を含めた全順位付け、解説は
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