「新馬戦」(13日、東京)
ダノンキングリーの
安田記念制覇で盛り上がる萩原厩舎から、注目の白毛馬がデビュー。
ハイアムズビーチ(牝)が13日東京5R(芝1400メートル)で初陣を迎える。
父は16年BCス
プリントなど短距離G1で3勝を挙げた新種牡馬
ドレフォン。そして母は交流重賞3勝の
ユキチャンで、
桜花賞馬
ソダシはいとこにあたる。真っ白な馬体はトレセン内でもひときわ目立っている。
トレセン入厩後の調整は至って順調だ。5月26日は美浦Wで3頭併せ。真ん中に位置しても何ら気にすることなく、5F69秒5-12秒2を馬なりでマークして併入。2日は同芝で5F62秒7-11秒5を計時した。ともにまたがった北村宏は「順調ですよ。何の問題もないですね。芝の動きも軽かったですよ」と好感触だった。
動きを見守った萩原師も「馬体のまとまった馬で、完成度は高いですね」と評価する。21年は関東から“白毛旋風”が吹き荒れるか-。「いい競馬を期待したいですね」。初戦から熱い視線が送られる。
提供:デイリースポーツ