目にするもの、感じること、全てが新鮮だ。北海道シリーズにフル参戦を予定している
永島まなみ騎手(18)=栗東・高橋康。7日に札幌入りし、8日から調教に騎乗。休む暇もなく汗を流した。
新しい環境にもすっかり溶け込んだ様子だ。「札幌は初めて。自然豊かな場所ですね。馬もトレセンより落ち着いてくれている感じ。自分も3日目ですし、慣れてきたかなと思います。教わることが多く、普段話す機会のない関東のジョッキーにも、声を掛けてもらいました」と笑顔をのぞかせる。
先輩騎手から「勉強になるから」という助言を受け、3カ月間の北海道滞在を決断した。「デビューして3カ月。少し周りが見えるようになってきましたが、まだまだ技術不足です。少しでも成長できるように、乗せてもらえる馬の着順を少しでも上げられるように頑張りたい。技術を習得できればと思います」と目を輝かせる。
今週は12、13日で10鞍に騎乗する。「楽しみです」と話すのは12日9Rの
ベルゼール。「前走は動けなくてどうしようと思ったけど、最後はすごい脚でした」と連勝を描いた。ルーキーの向上心は尽きない。北の大地で多くの経験を得ることだろう。(デイリースポーツ・井上達也)
提供:デイリースポーツ