ノンコノユメ、
ゴールドドリーム、
サンライズノヴァ、
ルヴァンスレーヴ、
ワイドファラオ、そして
カフェファラオと、ここ6年連続で勝ち馬が後にGI/JpnIを制している出世レース。コーナーが広く直線も長いコースで行われるため、紛れが起こることはあまりなく、過去10年の連対馬20頭中19頭は5番人気以内から出ている。
1.スピードが要求される
ここ6年は良馬場でも重馬場でも、勝ち時計が1分36秒0を切る決着になっている。またレース上がりも速く、後方から差して勝ち切るにはラスト3ハロンが36秒0を切るくらいのキレ味が必要になる。レースのスピード化にともなって、1800mにしか実績がない馬は苦戦を強いられているのが近年の傾向。
2.距離延長は苦戦
過去10年、距離短縮となる馬は[5-4-4-40]で複勝率24.5%、前走もマイルだった馬は[4-4-5-46]で複勝率22.0%なのに対し、距離延長となる馬は[1-2-2-39]で複勝率11.4%。
3.オープン実績が必要
13年から施行時期が2週間繰り下げられている。同時に3歳のダートオープン特別も番組面の充実が図られていて、春の3歳ダート路線のレベルも向上してきた。上位の層が厚くなってきたことで、時期変更以降の8年間、前走で1勝クラス(500万下)を使われていた馬の連対は皆無。
ゲンパチフォルツァに期待したい。前走の青竜S(OP)は、戦前の距離不安を払しょくする好内容で2番手から押し切りV。1分36秒1という勝ち時計も上々だった。ス
プリントにも実績があり、より速い時計が求められる決着になっても対応できるだろう。