「ユニコーンS・G3」(20日、東京)
カレンロマチェンコは16日、栗東坂路で単走。重心の低い走りで真っすぐに駆け上がった。タイムは4F52秒8-38秒1-12秒5。2020年10月に良馬場で4F52秒6の自己ベストをマークしているが、この日は稍重だったことを考慮すれば、文句なしの内容と言っていい。
見届けた高柳大師は「間隔があいていたのもあるし、きょうは抑えずに気分良く行かせました。相変わらず動きますね。以前はピリピリしたところがあったけど、落ち着きもあります」と納得の表情だ。3カ月半の休み明けでも、きっちりと乗り込まれて太め感はない。
芝のス
プリント戦でデビューし、以降の5戦は全てダート7F戦。いずれも逃げ切りで3勝を挙げたが、今回は1Fの距離延長が鍵になる。トレーナーは「スピードのある馬だが、ハナにはこだわっていない。マイルでどういう競馬ができるかですね」と思案顔。3走前の東京では、踏ん張り切れず4着。終盤にスタミナを残せるかが、大きなポイントになりそうだ。
提供:デイリースポーツ