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宝塚記念・G1」(27日、阪神)
新コンビを組むルメールを背に16日、
クロノジェネシスが栗東CWに登場。降りしきる雨も何のその。積極的かつパワフルな動きを披露し、本番へ向けてピッチを上げてきた。
先行する
ジェラルディーナ(3歳1勝クラス)を3角手前で早々ととらえると、頭一つリードを保ったまま直線へ。そこからはマイペースを貫き、鞍上が軽く仕掛けると瞬時に反応。力強く6F79秒8-37秒4-12秒1の好時計をマークした。
2馬身先着に、ルメールは「すごくいい感じ。元気いっぱい」と体調の良さを感じた様子。早めに抜け出したことに対しては「先生の作戦ではなかったけど」と明かしたが、「一番大事なのは冷静に走ること。スローペースで馬が怒っていたけど、普通のペースで走ると
リラックスしていた。ハッピーになりました」と距離感を縮めて笑みを浮かべた。
目指すは
グランプリ3連覇。「G1で経験がたくさんあります。コンディションは良さそう。勝つことができると思います」。巡ってきたチャンスは逃さない。
提供:デイリースポーツ