JRAは17日、今年の
ダイヤモンドS(GIII)を制した
グロンディオーズ(牡6、美浦・
田村康仁厩舎)が、16日付で競走馬登録を抹消されたことを発表した。同馬は、放牧先のノーザン
ファーム天栄で疝痛を発症。手術を行った美浦トレーニングセンターで予後不良となった。
グロンディオーズは父
ルーラーシップ、
母シェリール、母の
父サンデーサイレンスという血統。半兄に13年
目黒記念を制した
ムスカテールがいる。
2018年2月の東京開催でデビュー勝ちを収めると、1勝クラスの自己条件(3着、1着)を挟み、8月の
信濃川特別では古馬を撃破。同年の
菊花賞にも出走するなど長距離適性を発揮し、今年2月の
ダイヤモンドSでは悲願の重賞初制覇。5月の
目黒記念でも1番人気に推されるなど、今後の飛躍が期待されていた。
通算成績は11戦5勝。獲得賞金は1億1047万6000円。
(
JRAの公式ホームページより)