多くのスターホースを輩出した
ハーツクライ(牡20歳)が種牡馬を引退することが22日までに分かった。21年度は種付けしておらず、21年生まれた当歳馬がラストクロップとなる。北海道安平町の社台スタリオン
ステーション事務局は「普段のしぐさだけを見たら、まだ馬は若くて元気です。ただ2本脚で立ち上がって種付けする時にフラつきも出ていたので、大事を取って今年は種付けを見送っていました。今後は功労馬として末永く余生を過ごしてほしいですね」と話した。
現役時代には、05年
有馬記念で当時の無敗3冠馬
ディープインパクトを下してG1初制覇を飾り、翌年はドバイSCを制した。通算19戦5勝。07年に種牡馬入りしてからは14年ドバイDFなどを制した
ジャスタウェイ、14年ダービー馬
ワンアンドオンリー、19年の
年度代表馬リスグラシューなどを世に送り出した。
提供:デイリースポーツ