前走は3歳1勝クラスを勝ち上がり、その後は
ラジオNIKKEI賞(7月4日・福島芝1800m)を目標に調整している
ジュンブルースカイ(栗東・
友道康夫厩舎)。6月4日にノーザンFしがらきから栗東へ帰厩しており、坂路とCWを併用して、しっかりと乗り込まれている。
今朝23日はCWコースでの3頭併せ。
デルマヤクシが先行して、新馬
フィデルがこれを追いかけて、一番後ろから
岩田望来騎手が跨っての追走。おのおの3馬身くらいの間隔をあけての走りで、道中はじわりとラップが速くなっていく流れ。それが3コーナーへ入るあたりで差が縮まるような感じだった。
最後の直線に向いて、
ジュンブルースカイが
フィデルに並びかけようとする。ただ、相手も手応えが楽で、なかなか追いつくことができない。結局、ゴールではこちらが遅れてしまうが、相手は1F11.6秒の伸びを見せており、こちらの時計は6F81.4〜5F66.5〜4F51.9〜3F38.4〜1F12.0秒なので、数字としては決して悪くない。
むしろ、先週の動きに比べると力強かったし、ゴールを過ぎてからの勢いもあった。追い切るごとに動きが良くなっている印象だけに、来週でちょうどいい仕上がりになっているのではないだろうか。
(取材・文:井内利彰)