JRAは、2020年11月7日の東京4Rに出走した
ソーヴァリアントから禁止薬物のカフェインが検出された件について、本日23日の第3回裁定委員会で処分を決定。同馬を管理する美浦の
大竹正博調教師を、6月24日から8月23日まで調教停止処分とすることを発表した。
大竹正博厩舎の管理馬58頭は
手塚貴久厩舎に転厩。手塚厩舎には22馬房が臨時貸付される。
【審判担当 福田正二理事のコメント】
「
ソーヴァリアント事案につきましては、原因を解明すべく、警視庁に捜査を依頼するとともに、必要な調査を尽くしてまいりましたが、残念ながら現在までに原因の解明までは至りませんでした。
警察による捜査は継続されるとお聞きしていますが、これまでの経過を踏まえ、本日、管理調教師に対し必要な処分を行いました。
お客様並びに関係者の皆様には、ご心配とご迷惑をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます。今後は再発防止に万全を尽くし、競馬の公正確保に努めて参ります」
(
JRAのホームページより)