「新馬戦」(27日、東京)
父と同じ世代の頂点を目指す。父
ワンアンドオンリーは14年、当時所属していた橋口弘次郎元調教師に悲願のダービー制覇をプレゼント。初年度産駒で同じノースヒルズ出身の
アトラクティーボ(牡2歳、美浦・武藤)が、27日の東京5R(芝1600メートル)で初陣を予定する。
初年度産駒はわずか14頭。既に520キロもある雄大な馬体を誇り、武藤師は「大型の好馬体が目につくよね。跳びが大きくて距離も持ちそう。母(
シャンパンルージュ)はウチの厩舎で2勝を挙げたし、結構いいところがあったんだ」とゆかりのある血筋に目を細める。
23日の美浦Wでは3頭併せで5F66秒9-38秒1-12秒1の好時計をマーク。指揮官は「3週連続でしっかりとやっていて。格上の馬と併せても見劣らない。少しワンペースな面があるけど、週末は雨予報が出ているし、時計がかかりそうなのはいいね」とVを見据えた。父の名声を高めるべく、輝かしいデビューを飾る。(デイリースポーツ・刀根善郎)
提供:デイリースポーツ