「新馬戦」(27日、阪神)
宝塚記念当日に行われる阪神芝1800メートルの新馬戦。17年
ダノンプレミアム、18年
ブレイキングドーン、19年
レッドベルジュール、そして20年
ダノンザキッドと、目下4年連続で勝ち馬が
タイトルホルダーとなっている。そんな注目の出世レースに、2021年も良血馬が集結。熱い戦いが繰り広げられそうだ。
20年、この出世レースを勝ったのは、のちに無傷3連勝で
ホープフルSを制した
ダノンザキッド。そして21年、オーナーのダ
ノックスは
ディープインパクト産駒の
ダノンフォーナイン(牡、栗東・音無)で2年連続Vを狙う。19年当歳セレクトセールで1億8000万円(税抜き)の高値で取引された期待馬に、音無師は「まだ子どもだけど、きれいな走りをする」と潜在能力を高く評価する。
栗東坂路での最終追い切りでは、軽快な脚さばきで4F52秒0-38秒0-12秒6をマークした。「時計も出ているね。普段はチャカつくところもあるけど、キャンターに行くと違う。競馬向きかもな。スタートのセンスもいい」と師は楽しみ十分に送り出す。良血馬決戦を制し、さらなる大舞台への扉を開く。
提供:デイリースポーツ