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【宝塚記念2021】連覇かかるクロノジェネシスの調子は?『調子偏差値』は今年の宝塚記念をどう見る

  • 2021年06月25日(金) 17時08分
 今週は前半戦の総決算、グランプリ宝塚記念(GI・阪神芝2200m)です。梅雨の季節での施行だけあって、過去5年で稍重発表は4回。特に昨年、クロノジェネシスが6馬身差で圧勝したときも稍重で2分13秒5という遅めのタイムでした。今年も阪神競馬場周辺の天気予報は、週中から週末にかけて雨の確率が高そうです。今年も馬場状態はかなり気になるところですね。

 それでは今年の出走メンバーを見ていきましょう。

 まずは昨年の優勝馬クロノジェネシス(牝5、栗東・斉藤崇史厩舎ルメール騎手)。昨年はこの宝塚記念を2番人気で勝ち、年末の有馬記念まで勝つという両グランプリ制覇を成し遂げた現役最強牝馬。昨年の勝ちっぷりからも道悪は好材料となるでしょう。鞍上は休養中の北村友一騎手からルメール騎手で問題なし。あとは前走ドバイ遠征からの調子判断が焦点かもしれません。

 次いで人気になりそうなのはレイパパレ(牝4、栗東・高野友和厩舎川田将雅騎手)。まだ無敗でデビューからすでに6連勝中です。前走の大阪杯(GI・阪神芝2000m)では4番人気でしたが重馬場を最速の脚を使って逃げ切るという大物の勝ち方をしてくれました。この馬も単勝では負けずに人気になりそうな感じです。

 次いでもう1頭の牝馬カレンブーケドール(牝5、美浦・国枝栄厩舎戸崎圭太騎手)。クロノジェネシスと同世代ながらなかなか上回ることができませんが、重賞での安定感はこの馬もトップクラス。重馬場での好走経験もあるので軽視は危険でしょう。

 さらに今回は武豊騎手とコンビとなるアリストテレス(牡4、栗東・音無秀孝厩舎武豊騎手)。2年連続で宝塚記念2着しているキセキ(牡7、栗東・辻野泰之厩舎福永祐一騎手)。昨年宝塚記念3着モズベッロ(牡5、栗東・森田直行厩舎池添謙一騎手)などの逆転候補も揃いました。

 そんなGI戦でチェックしておきたいのがnetkeibaオリジナルツール『調子偏差値』!

『調子偏差値』とは出走馬の調子を“偏差値化”。各数値はランキングでも表示されます。つまり「激走する可能性ある人気薄&危険な人気馬」が一目でチェック可能ということ。特に調子が上がっている馬は「急上昇」としてピックアップ。人気薄だった場合には穴狙いとしてピッタリとなるわけです。

 それでは25日に出た宝塚記念の調子偏差値速報をお届けしましょう!

 現在、1番人気が予想されるクロノジェネシスは偏差値75ですが3位となりました。同じ75でも上回る馬が2頭いるわけです。とはいえクロノジェネシスも昨年宝塚記念では偏差値70からの圧勝。デキに関しては今年のほうが良いようです。

 2番人気予想のレイパパレも偏差値75ですが、1位はこちらでした。しかも過去に出してきた偏差値の自己最高値をマークしてきました。調子だけの判断ならばクロノジェネシスを逆転してもおかしくないといえそうです。そして同じ偏差値75のもう1頭はカレンブーケドールでした。この馬は常に偏差値75を出している馬。今回も安定感のある走りを見せてくれるはずです。

 今回は「急上昇」にピックアップされた馬はなし。それでも上昇度1位にはいかにも狙いたくなるような1頭がいます。気になる方は是非チェックしてみてください。

 なお日曜日・東京11R『パラダイスS』の調子偏差値は「無料」でご覧いただけます!

※レースによって「急上昇」に該当する馬がいない場合があります。該当馬の有無はご購入前にご確認ください。

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