人気を集める
クロノジェネシスの
グランプリ3連覇となるか。中距離路線最強といわれる牝馬へ注目が集まっている
宝塚記念。人気上位3頭がすべて牝馬と、近年の牝馬優位が色濃くでている状況です。
そんな
宝塚記念で、netkeibaオリジナルの
ビッグデータを活用した
AI競馬予想が弾き出した、激走注目馬を紹介します。
レースのペースを予測し、各馬の脚質・各馬の最終走破タイムを算出。走破タイムの速い順に印を打つAIですが、学習し予想に使われるデータは、netkeibaが保有するこれまでのレース情報すべて。調教や枠順、馬場など週中の情報を追加した上で弾き出したのは、人気牝馬の一角
カレンブーケドールでした。
【netkeibaAIの注目馬】
馬名:
カレンブーケドール鞍上:
戸崎圭太総合指数:73.86 (全13頭中1位)
なんと言っても、これまでキャリア15戦で1度も掲示板を外したことのない堅実さを持つ
カレンブーケドール。その中で、GIに限った成績でも[0-3-1-2]と6戦中4戦が3着位内と、能力は超GI級です。
コース形態が似ている前走の
天皇賞(春)で3着。また、おなじくコース形態が似ていて、両レースを勝った馬も多い
有馬記念でも5着に好走。さらに2200m戦もGIIで2戦して2着2回と、コース適性の高さは疑いのないところ。
雨の影響で馬場が気になりますが、時計の掛かる馬場は一昨年の
ジャパンカップ2着、昨年の
京都記念2着、
オールカマー2着、
有馬記念5着と問題なし。牡馬相手でも関係なし。世代の壁も、馬場状態も関係なし。ただなかなか勝ち切れない「歴代最強の2勝馬」といえます。
そして今回、AIは平均より少し遅いペースになると予測しました。ペースが速かった昨年の
ジャパンカップは中団からになりましたが、ペースが遅いと先行策からの粘り込みに期待ができる点もプラス材料でしょう。
気になるのは前走で牡馬相手の3200mGIで力を出し切って3着に入ったダメージですが、心配なさそう。1か月近く在厩でケアに専念し、その後しばらくはゆったりペースの調整を続け、2週前追いからペースアップ。1週前には戸崎騎手が自ら跨り、大きく離れた先行馬に猛然と食らいつき先着しています。
最終追い切りは軽い調整に専念し、準備は万端といった様子。2週間前には
エプソムカップで管理する
サトノフラッグが戸崎騎手を鞍上に6人気で2着を確保。GIでも今年6戦して勝利はないものの、4頭が馬券内で掲示板外はなしと、今年もリーディング5位につけ好調の
国枝栄厩舎の高い調整力を信頼しましょう。
新たなデータを取り込むたびに学習し、回収率が向上しているnetkeibaオリジナルAI。その他の馬を含めた全順位付け、解説は
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