現地時間26日、アイルランドのカラ競馬場でG1・愛ダービー(3歳・芝2400m・11頭立て)が行われた。
道中は中団でレースを進めた2番人気
ハリケーンレーン(
Hurricane Lane、牡3、W.ビュイック騎手)が、直線で外から脚を伸ばす。
直線に向いたところで先頭に立った3番人気ローン
イーグル(牡3、L.デットーリ騎手)が1頭抜け出していたが、その差を一完歩ごとに詰めゴール前で差し切り、クビ差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分33秒85(良)。
5頭出しのA.オブライエン厩舎は、6番人気
ワーズワース(牡3、S.ヘファナン騎手)の3着が最先着で、2着馬との着差は7馬身。1番人気ハイディフィニション(牡3、R.ムーア騎手)は見せ場なく10着に敗れた。
ハリケーンレーンは父
Frankel、
母Gale Force、母の
父Shiroccoという血統。イギリスのC.アップルビー厩舎の管理馬。デビューから3連勝で今年のダンテS(英G2)を制覇。前走ダービー(英G1)の3着が初の敗戦だった。
そのダービーを制した
アダイヤーに続き、“ゴドルフィン所有、C.アップルビー厩舎の
Frankel産駒”が、英愛でのダービー戴冠を果たした。