現地時間27日、ブラジルのガベア競馬場で
マルガリータ・ポラク・ララ大賞(2歳牝・G1・芝1600m・12頭立て)が行われた。
道中は中団を進んだ7番人気の
ハットトリック産駒マカダミア(
Macadamia、牝2、B.ピニェイロ騎手)が直線で外から脚を伸ばし、ラスト200m付近で前をとらえて先頭へ。そのまま後方各馬の追い込みも寄せつけず完勝を果たした。勝ちタイムは1分37秒08(重)。
2着は連れて追い込んだ5番人気の
アグネスゴールド産駒リーガルタイト(牝2、W.カルドソ騎手)と、2番人気タイのジャス
トライク(牝2、B.ケイロス騎手)の争い。この争いをリーガルタイトが制したかに思われたが、進路妨害で3着に降着。勝ち馬から2馬身差の2着がジャス
トライクとなった。
1番人気の
アグネスゴールド産駒オリンピックラスパルマス(牝2、W.シャビエル騎手)は5着だった。
マカダミアは
母Une Autre Etoile、母の
父Northern Afleetという血統。ブラジルのA.メネゴロ厩舎の管理馬。デビュー戦からG2に出走して5着。前走はG1で2着。3戦目の今回が初勝利となった。
ハットトリックは
父サンデーサイレンス、
母トリッキーコード、
その父Lost Codeという血統。2005年の
マイルCS(GI)、
香港マイル(香G1)覇者。
現役引退後はアメリカで種牡馬入り。2017年からブラジルでけい養されていたが、昨年の8月3日に同地でこの世を去った。
※馬齢は現地表記に準ずる。