宝塚記念で牝馬初の
グランプリ3連覇を果たした
クロノジェネシス(牝5歳、栗東・斉藤崇)が一夜明けた28日朝、栗東トレセンで
リラックスした姿を見せた。阪神競馬場から厩舎に戻ったのは前日の午後7時ごろ。担当の和田助手は「ホッとしました。改めてすごい馬だと思いました。ドシッとして、スイッチのオンとオフが以前よりもしっかりと付くようになってきましたね」と精神面の充実ぶりに目を細めた。
近日中にも放牧に出される予定。秋には
凱旋門賞・G1(10月3日・仏パリロンシャン)への挑戦を見据える。同助手は「まだ正式には決まっていませんが、そうなればいいですね。この馬の
バランスの良さは(タフな馬場で)生きると思う」と世界最高峰の舞台を意識していた。
提供:デイリースポーツ