サ
マースプリントシリーズ第2弾。例年中京で行われてきたが、昨年は阪神開催、今年は小倉での開催となる。ハンデのス
プリント戦ということで波乱傾向にあり、過去10年の平均3連単配当は34万5315円にも上る。
1.好位を取れる馬
過去10年における夏季開幕週の小倉芝1200m(未勝利以下除く)の成績を、4角位置取り別で見てみると、4角2番手の馬は[11-8-5-15]で複勝率61.5%と抜群に良く、4角2〜5番手で見ても[17-17-14-78]で複勝率38.1%ある。対して、4角1番手の馬は[5-2-0-22]で複勝率24.1%。夏季開幕週に関していえば、逃げ馬より、逃げ馬の後ろを追走した馬の方が成績が良い。
2.連対は若い馬が中心
過去10年における夏季開幕週の小倉芝1200m(未勝利以下除く)の成績を、年齢別で見てみると、3歳馬は連対率13.2%、4歳馬は17.9%なのに対し、5歳馬は11.5%、6歳馬は8.7%、7歳以上馬は0%。
3.好走する種牡馬
過去10年における夏季開幕週の小倉芝1200m(未勝利以下除く)の成績を、種牡馬別で見てみると、複勝率上位(最小レース機会数5回)は上から順に、
ロードカナロア、
フジキセキ、
キングカメハメハ、
ディープインパクト、
アドマイヤコジーンで、ここまで複勝率30%以上。
メイショウチタンは
ロードカナロア産駒で、今年に入ってからレコード決着の
阪急杯で6着など重賞でも大崩れしないまでに成長している。小倉1200mは3歳時に大敗しているが、そのレースは馬場の緩さの影響が大きかったので、小倉がダメというわけではないはず。安定した先行力をここも発揮すれば、勝ち負けに持ち込めて良いだろう。