大塚海渡騎手(20)=美浦・フリー=が、元所属厩舎の
木村哲也調教師(48)=美浦=から暴力を受けたとして、茨城県警稲敷署に被害届を提出した問題で、土浦区検が暴行罪により、先月30日付で同調教師を略式起訴したことが分かった。2日、原告側弁護士が明らかにした。
大塚騎手の代理人を務める鈴木和憲弁護士は「令和元年12月11日に頭を殴った件で、14日以内には略式命令が下されると思います。裁判は行われず罰金刑になるのが流れと思いますが、もちろん前科はつきます。これでJRA側がどう対応をするのかを求めていきたい」と話した。
この日はパワハラによる損害賠償を求めた民事裁判の弁論準備手続きが、茨城県土浦市の水戸地裁土浦支部で行われたが、被告側は出席しなかった。次回の弁論準備手続きは9月10日に行われる予定。
提供:デイリースポーツ