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【CBC賞レース後コメント】ファストフォース鮫島克駿騎手ら

ラジオNIKKEI
  • 2021年07月04日(日) 20時34分
小倉11Rの第57回CBC賞(3歳以上GIII・芝1200m)は8番人気ファストフォース(鮫島克駿騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分6秒0(良)。半馬身差の2着に2番人気ピクシーナイト、さらに3/4馬身差の3着に6番人気アウィルアウェイが入った。

ファストフォースは栗東・西村真幸厩舎の5歳牡馬で、父ロードカナロア母ラッシュライフ(母の父サクラバクシンオー)。通算成績は15戦6勝。

レース後のコメント

1着 ファストフォース(鮫島克駿騎手)
「レース前からこういう特殊な馬場状態だったので、ある程度前に行かないと話にならないと思っていたので、スタートは気をつけていました。できれば枠も良いですし、行き切ればチャンスはあると思っていましたが、2番手も思いのほか競ってくることなく、3コーナーまで良い形で迎えることが出来ました。

 こういう馬場状態なので、早くゴールが来てくれという思いで待たずにコーナーから仕掛けて行って、ちょっと早めに踏んで行ったのですが良く凌いでくれたと思います。昨日からこういう時計はある程度予測できたので、しっかり対応してくれた馬に感謝したいです。

 この馬にはレースでテン乗りだったのですが、先生からしっかり特徴を聞いて、しっかり動ける体勢を作っていただいたので自信をもって乗ることが出来ました。自分にとっても小倉競馬場から馬に乗り出したので、地元でお客さんがいる中でしっかり勝つことが出来て良かったです」

2着 ピクシーナイト(福永祐一騎手)
「開幕週の外枠ということで難しい面がありました。今週に関しては枠に左右される馬場です。その中で上手く内に潜りこんで、最後は詰めているのですが止まらないですね。内枠ならもっと楽に逃げ馬の後ろを取れていたと思います。

 今週はそういう状況の中で最善はつくしました。良い形で伸びては来れています。外々を回してそのまま流れていくと5番手ぐらいを回されますからね。それは避けました。馬も応えて、良い伸びを見せてくれました。これからが楽しみです。できれば勝っておきたかったですね」

4着 タイセイビジョン(川田将雅騎手)
「1600mをメインに使ってきた馬なので、出だしは1200mへの対応に時間が掛かりましたが、これを経験したことで次はより対応できると思います」

5着 ヨカヨカ(和田竜二騎手)
「ゲートは出た方なのですが、両隣も出ていましたからね。内に潜り込むことが出来て、手応えは良かったのですが、追走がおっつけ気味でした。最後は伸び切れませんでした。1200mに慣れてくれば通用するのですが、極端に硬い馬場というのは...」

7着 クーファウェヌス(酒井学騎手)
「以前乗った秋山真一郎騎手からも話は聞いていました。初ブリンカーは効いていたのか分かりませんが、スタートを決めて無理なく番手が取れました。3コーナーあたりはいけそうでしたが、時計面でしょうか...。最後はしんどくなりましたが、自己条件は勝てそうな馬だと思いましたし、普通の馬場で今日のような競馬が出来ればいいですね」

10着 メイショウカリン(秋山真一郎騎手)
「前が止まらない展開になりましたからね」

11着 ビオグラフィー(藤岡康太騎手)
「1200mの重賞でも良いスピードを見せてくれたのですが、さすがに時計が速すぎたので最後いっぱいになってしまいました」

ラジオNIKKEI

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