引退馬協会事務局は10日、『
ナイスネイチャ・33歳の
バースデードネーション』の、
マンダララ(牝24)に続く2頭目の受け入れ馬が、
サマーナイトシティ(牝22)に決定したことを発表した。
サマーナイトシティは
父エリシオ、
母ダイアモンドシティ、母の
父Mr. Prospectorという血統。現役時代は
JRA・栗東の松田博資厩舎に所属し、通算成績は24戦3勝。
引退後は繁殖馬となり、2012年の
マイルCS覇者
サダムパテック、2018年の
ヴィクトリアマイル覇者
ジュールポレールと、2頭のGI馬を送り出した。しかし自身は重賞勝ち鞍がないため『引退名馬繋養展示事業』の助成金の対象とはならない。
引退馬協会では
ナイスネイチャの母、
ウラカワミユキ(2017年、36歳で天寿を全う)をフォスターホースにした経緯もあり、かねてから「繁殖馬として活躍した馬の余生を守りたい」というテーマを持っていたとのこと。
サマーナイトシティは、馬体検査を実施したのち、秋には最終繋養地へ移動する予定。
(認定NPO法人引退馬協会のホームページより)