JRAは15日、競走馬理化学研究所(競理研)が、国際競馬統括機関連盟(IFHA)の
リファレンスラボラトリーとして、暫定的に指定されたことを発表した。
競理研は1965年に設立された、日本で唯一の馬の薬物検査機関。主に尿、血液、毛などの馬の生体サンプルを用いて、競馬や国際馬術競技に専門的な検査サービスを提供している。
【IFHA ルイ・ロマネ会長のコメント】
「競理研がIFHA
リファレンスラボラトリーとして暫定的に指定されたことを祝福したいと思います。これは、競理研、
リファレンスラボラトリー指定委員会(RLAC)、そして日本
中央競馬会の多大な協力と努力の結晶です。
RLACによって任命された審査員は、競理研スタッフの科学的専門知識に非常に好意的な印象を持ち、審査が効率的に実施され、検体が細部に至るまで非常に注意を払われて分析されていることを確認しました」
なお、新型コ
ロナウイルスによる渡航制限を受け、現地審査の代替手段として
リモート審査が行われたため、現時点で競理研は暫定的な指定となっている。
(
JRAのホームページより)