函館11Rの第53回函館2歳ステークス(2歳GIII・芝1200m)は3番人気
ナムラリコリス(
泉谷楓真騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分9秒9(良)。1馬身1/4差の2着に2番人気
カイカノキセキ、さらに1馬身差の3着に10番人気
グランデが入った。
ナムラリコリスは栗東・
大橋勇樹厩舎の2歳牝馬で、父
ジョーカプチーノ、
母ナムラキッス(母の
父マツリダゴッホ)。通算成績は3戦2勝。
レース後のコメント
1着
ナムラリコリス(
泉谷楓真騎手)
「素直に嬉しいです。勝てるチャンスはあると思っていたので、自分の乗り方次第でチャンスをものに出来るかできないかというところだったので、ものに出来て良かったです。
ゲートは最後入れでしたし、元々ゲートの中で落ち着かないようなこともないので心配はしていませんでした。行く馬が何頭かいたので、その兼ね合いを見て先行する馬の後ろで競馬が出来れば理想的と思っていました。理想通りに行く馬を行かせて馬の後ろに入れて、息を入れるところを作ろうと思っていたので、そこは上手くいきました。
ただ直線で慌ててしまって、ちょっと早かったなと後から思いました。馬の力があったのでそれでも踏ん張ってくれて、何とか最初にゴールを通過できたのでホッとしました。距離は延びても大丈夫です」
2着
カイカノキセキ(
鮫島克駿騎手)
「したい競馬をイメージ通り運べました。2戦目が重賞で調整の難しいところがあったと思いますが、仕上がりは文句なしでした。現状の力は出せたと思います」
3着
グランデ(
坂井瑠星騎手)
「初めてもまれる競馬でしたし、しかもこの相手でしたがしっかり脚を使っています。1枠でロスの無い競馬もできました」
4着
イチローイチロー(
池添謙一騎手)
「スタートは良かったのですが、他が速くて促しながら行きました。最後まで脚を使っていますし、思った以上に頑張っています」
5着
カワキタレブリー(
加藤祥太騎手)
「速い馬が揃っていてついて行けませんでしたが、3、4コーナーからはハミを取ってしっかりと脚を使いました。この馬の持ち味であるしぶとさを生かせたと思います」
6着
トーセンヴァンノ(
武豊騎手)
「4コーナーから直線にかけて、前の馬がふらふらして追い出せませんでした。勿体ない形になりましたね」
7着
ポメランチェ(
藤岡佑介騎手)
「レース自体落ち着いて運べましたし、スピードも通用すると思います。ただ、今日は馬場がマッチしませんでした」
ラジオNIKKEI