小倉11Rの第69回
トヨタ賞中京記念(3歳以上GIII・芝1800m)は1番人気
アンドラステ(
川田将雅騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分46秒2(良)。3/4馬身差の2着に6番人気
カテドラル、さらにクビ差の3着に5番人気
クラヴェルが入った。
アンドラステは栗東・
中内田充正厩舎の5歳牝馬で、父
オルフェーヴル、
母ヴァリディオル(母の
父Dynaformer)。通算成績は12戦5勝。
レース後のコメント
1着
アンドラステ(
川田将雅騎手)
「無事に重賞馬になれて良かったです。前半は馬の雰囲気も良くて、リズム良く、良い位置で
バランスを教えながら、脚を溜める準備をしました。前の並びを見ながらどのタイミングで行こうかと考えて、内から行くのがベターだと選択して、早目に押し切る選択をして、振り切ってもらいました。
重賞では善戦しながら勝ち切れていませんでしたが、久しぶりに騎乗して、能力は重賞級なのは間違いない馬で、こうして結果が出て良かったです。これからもう一つ良くなると思います。
オリンピックがあって
イレギュラーな開催ですが、少ないながらもお客さんに来ていただいて、小倉の競馬がない期間は函館、新潟とやっていますので楽しんでもらえたらと思います」
2着
カテドラル(
福永祐一騎手)
「久しぶりのコーナー4つでしたが、上手に立ち回っていました。右回りだと少し内へモタれるのですが、よく差し込んでくれました。今日は勝った馬がスムーズでした。この馬としてはよく走ってくれています」
4着
ミスニューヨーク(
加藤祥太騎手)
「1800mの小回りというこの馬にはベストの条件でした。前走が不甲斐ない結果だったのですが、今回この馬の力を見せることが出来たかなと思います。もう一列前で競馬が出来ていれば、もう少し際どい競馬になったのではないかと思い、その点が悔いが残るところです」
5着
ロータスランド(藤岡康太騎手)
「スタートも上手に出てくれて、楽に良い位置が取れました。道中の感じとしては悪くなかったのですが、初めてのコーナ4つに戸惑ったのか、3コーナーから勝負所にかけて、いつものこの馬の競馬らしい感じではありませんでした。直線、伸びあぐねるようなところも見せていたので、ここ3走の馬場の感じとは違い、かたさのある馬場なので、そのあたりが影響したのかもしれません。結果を出すことが出来ず申し訳ありません」
6着
ボッケリーニ(
浜中俊騎手)
「返し馬の感じは、前回乗せていただいた時より良くなっていました。自信を持ってレースに臨みました。スタートも上手に出てくれたのですが、どうしてもコーナーで置かれるというか...。前走でもそうでしたから意識はしていました。それでもやはり置かれてしまいます。コーナーでもっと楽に上がって行けるようにならないと、とは思います。状態は良かったです」
8着
ディアンドル(
団野大成騎手)
「馬の雰囲気は変わらず良かったですし、レース自体も小倉で好走した時のイメージで乗れましたが、急激に止まってしまいました。レースは上手な馬ですし、これからまた、頑張って欲しいと思います」
10着
ダノンチェイサー(
岩田望来騎手)
「良い位置にいたのですが、挟まれて、ハミを噛んでしまいました。それでもラストまで一生懸命走ってくれました。1800mは持ちますけど、こういう形で力んでしまうと、少し長いのかなと思います」
ラジオNIKKEI