25日に新潟競馬場で行われるアイビスサマーダッシュ(3歳上・GIII・芝1000m)について血統・種牡馬別に検証していく。
過去10年で最多となる3回の馬券絡みが
サクラバクシンオー、
ファルブラヴ、
クロフネ。2回で
バトルプラン、
アドマイヤムーン、
ヨハネスブルグ、
アフリートが続く。なお、昨年は
ロードカナロア、
バトルプラン、
モンテロッソと
Mr. Prospector系種牡馬の産駒が1〜3着となっていた。
バトルプラン産駒は[1-1-0-0]。2度の好走例は今年も出走を予定している
ライオンボスによるもので、19年1着、20年2着、と2年連続で好走中。なお、同産駒の下級条件を含めたコース成績は[4-2-0-6]、6度の連対すべてが
ライオンボスの戦績となる。
初出走となる
エイシンフラッシュ産駒は、前走韋駄天Sで見事な差し切り勝ちをみせた
タマモメイトウが上位人気と目される。同産駒の下級条件を含めたコース成績は[1-1-0-18]となり、前記韋駄天Sでの勝利が種牡馬としての初勝利でもあった。
アドマイヤムーン産駒は[1-0-1-4]。人気に近い着順で入線することが多く、13年
ハクサンムーンが1人気に応えるかたちで勝利しており、16年
プリンセスムーンも3人気で3着。また、同種牡馬は当該コースで4位となる勝利数(10勝)を収めていることも念頭に置きたい。今年は
トキメキ、
バカラクイーンの2頭が該当する。
タイキシャトル産駒は直近10年の出走例こそないものの、05年に鹿児島県産の
テイエムチュラサンが7人気で勝利しており、当該コースでは前記
アドマイヤムーンを上回る12勝を記録(1位は
サクラバクシンオー:36勝、2位は
スウェプトオーヴァーボード:16勝)。同産駒からは
モメチョッタが出走予定。