ヴィクトリアM5着の後、リフレッシュ放牧に出て、7月7日に
ワコーファーム(アカデミー牧場内)から栗東へ帰厩した
シゲルピンクダイヤ(栗東・
渡辺薫彦厩舎)。今朝21日は次走予定の
クイーンS(8月1日・函館芝1800m)に向けた1週前追い切りが行われている。
馬の少ない時間帯のCコースに入場しての追い切り。後ろから2歳馬が追いかけていたが、併せ馬というよりも、後ろが前を見ながら走っていただけといった感じ。ただ、後ろからなんとなくプレッシャーを感じる状態での追い切りという意味では、単走よりも気持ちが入るシチュエーションだったと思う。
ただ、ゆったりと走ることができていたし、折り合いはしっかりついている。函館芝1800mでの立ち回りをイメージできる徐々に加速していくラップも踏めていた。
時計は6F84.7〜5F69.5〜4F53.9〜3F39.3〜1F11.7秒。数字は決して速くないが、非常に雰囲気のいい動き。2勝目が重賞初制覇というシーンがあっても全く不思議ないのではないだろうか。
(取材・文:井内利彰)