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クイーンS・G3」(8月1日、函館)
シゲルピンクダイヤは28日、函館Wで5馬身先行する
ラヴィエント(3歳未勝利)を目標にスタート。徐々に差を詰め、直線で内に入ると馬体を並べてフィニッシュした。余力十分に5F68秒6-39秒1-12秒3。騎乗した野元助手は「先週栗東でやってきているし、落ち着いていて順調。動きも息も悪くない。できているよ」と仕上がりの良さに手応えをつかんでいた。
デビュー2戦目の未勝利戦以来、白星から遠ざかっている。それでも19年
桜花賞など重賞で2着3回。前走のヴィクトリアMでも5着に入るなど、地力は十分に通用する。同助手は「勝負どころでモサモサするから小回りがどう出るか。本当にそこだけ」と、初の函館コースさえクリアできれば、勝機はあるとみている。“最強の1勝馬”が2勝目と初タイトルを頂く。
提供:デイリースポーツ